フードバンクへの取り組みに感謝
昨年の暮れにフードバンクについて書かせて頂きましたが、多くの方々からアクセスいただきましたことを改めて感謝申し上げます。当店でも何かお手伝いができればという極めて軽い動機で書いたものですが、全国の自治体はじめ多くのボランティア団体の方々が既に取り組んでおられることを知り、認識を新たに致しました。
私たちが子供の頃に母から教わった言葉に、「自分のモノを食べても人に気兼ね」というのがあったことを思い出しました。例え自分のモノを食べていても人に見せびらかしてはいけないというような意味だと思いますが、今にして思えば全くその通りだと感じます。ムダを垂れ流しながら節税にいそしむ。その一方で湯水のごとく血税をムダ使いする。
多少のムダはゆとりでもありますから、あまり窮屈に考えるのもどうかとは思いますが、最近の世相は極端に過ぎるような気がします。回収や調理、配送コストなど、フードバンクが定着するまでには解決しなければならない問題も多いようにと思いますが、こうした費用を社会的コストと位置づける思想こそが日本人の誇りではないでしょうか。