あっという間に過ぎた三が日
もう何回お正月がめぐっ来たことでしょう。子供の頃はあんなに楽しみだったお正月もこんなに早く通り過ぎていったのでしょうか。三日坊主にならないために結構踏ん張った思いが強かったせいか、もう少し長く居座っていたような気もするのですが、最近はわが家を通らずバイパスでも通りぬけていったのではないかと思うほど短い正月です。
ふと気がつくと、三日坊主の団体がこちらを睨みつけているようで、怖くてたまらないのですが、私が悪いわけではありません。みんな短気なお正月様のせいなのです。せっかく一年もかけてわざわざ来てくれたのですから、もう少しのんびりされたらいいのにと思うのですがそうもいかないのでしょうか。
そうかと思うと、休み明けの仕事の辛さだけは今も昔も変わりないのに、それを承知で故郷に帰ったり、海外旅行に出かけたりする懲り性のなさは益々エスカレートしています。駅や空港の混雑ぶりを見ただけで疲れてしまう無精者には、お正月様も見切りをつけたのかもしれませんね。それなればいっそのこと三年に一度ぐらいにして頂けませんか?