鯛と波頭 笹かまぼこ販売一筋五十年
株式会社 すゞき物産
トップページへ
商品案内
会社案内
リンク
 店長の blog
<   2010年2月   >
日 月 火 水 木 金 土
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

  • おかいもの
  • ちょっと一言
  • みやぎの見所
  • わが家のムサシ
  • イベント情報
  • オープンご挨拶
  • キャンペーンご案内
  • ホットな出会い
  • 一期一会
  • 大震災
  • 美味しいもの情報

招き猫
powered by Movable Type Movable Type 5.2.10

<<阿部八酒店(その1) | ブログTOP | 阿部八酒店(その2) >>

ムサシの顔写真を見つめていると

私の机の上には、ムサシの顔写真が置かれています。撮影したのは平成20年の4月上旬だったと記憶しています。晩年の顔だけに眉も顎も真っ白ですが目には力が感じられます。散歩で裏の公園を訪れると、芝生に座り込み遠くをじっと見つめながらしばらく物思いにふけるようなことがよくありました。この写真もそんな時のワンカットだったのでしょう。

振り返ってみると、幼い時からこうしたポーズを見る機会が多かったのですが、年輪を重ねるごとにその意味が少しずつ変わってきたような気がします。晩年の表情は、明らかに自分が長年暮らした町の景色を脳裏に焼き付けておこうという意図があったように思われます。そう感じたときは、私もじっくり付き合うことにしたものです。

それでも、時間がもったいないなどとは決して感じなかったのは、不思議と言えば不思議なのですが、敢えてその理由を探す必要もないので余裕があったのだと思うことにしていますが、そうすると今の自分が情けなく感じてしまいます。一貫した生き方を貫くことの難しさを改めて教えられたような気がしています。

投稿者: みやげもの店主 | 日時: 2010年2月25日 23:01 | カテゴリ: わが家のムサシ