ムサシも思わず苦笑
2月2日(火)の朝のことです。その日は会議で東京に出かける日だったので、朝の散歩ができなかったのですが、タクシーを呼んでいたので門の前に出たとき、散歩でよく会うコロ君(ムサシの友達)に出くわしました。私がいつもと違った服装をしていたので、一瞬戸惑ったようですが、すぐに気づいて何時ものように駆け寄ってきてくれました。
かれ独特のパフォーマンスを一通りおえ、満足したようなので、またねと言って別れました。私が後ろを向いてタクシー代の確認をしていた時、コロ君のお母さんの声がしました。振り向いてみると、コロ君が道路の真ん中に座り込み動かなくなったのだといいます。私は、ご免ごめんと詫びると、彼は再び私のもとへ飛んできてくれました。
かれにしてみれば、何時と少し様子が違っていたので、それを確認しようと思ったのか、それとも、なんとなくよそよそしく感じて、それが許せなかったのかは解りませんが、とにかく2度目には思いっきり体をなでで上げました。彼はそれでよしとでも言わんばかりに笑顔を見せ、満足そうに今度こそ足取りも軽く帰って行きました。これには、わが家のムサシも苦笑していました。