その後のコロ君
先日は、私のことを確かめるようにしてから、立ち去ったコロ君でしたが、今日はまた先日とはちょっと違った出会いがありました。というのは、散歩の途中であったことには変わりないのですが、かなり距離があったため、手を上げて合図をしたのですが、よく見えなかったのかどうか解りませんが、よその道に入り込み私の視野から消えてしまいました。
しかし、しばらく歩いていると、見えなくなった場所からひょっこり顔を出し、今度は一目散に駆けてきました。そしていつもよりもじっくりと愛嬌をふりまき、それでこそムサシのオヤジだとでも言っているようなそぶりで、ゆっくりと自分の散歩に戻りました。どうしてもこの間の服装に馴染めなかったのかもしれません。
私としても、ようやく信頼関係を取り戻せた思いでほっとしました。この光景を私に寄り添って見ていたムサシにとっては、驚くことほどではないということでした。ワンちゃん達にとっては、人間の服装などには全く興味がなく、何時も変わらない雰囲気が最高なのだということです。言われてみれば人間の付き合いだって結局おなじことですよね。