ひさし振りの大雪
2月6日(土)は全国的に雪だったようですが、ここ塩釜も久しぶりに雪らしい雪が降り7日の朝にはかなり積もっていました。ムサシはこの雪が大好きで、特に真新しく分厚く積もった所を選んで突進したものです。足がそれほど長くない彼は、深い雪に体が埋まってしまい立ち往生していたのがつい昨日のような気がします。
あの慎重なムサシが、体がすっぽり埋まるほど深みにはまりながらも、決して懲りることなく雪と戯れていたのも、どこか懐かしく感じるものがあったからなのかもしれません。そう感じたことがきっかけで、雪が降った朝は、なるべく足跡のない場所を選んで散歩をしたものです。時にはムサシにお付き合いして私まで深みにはまったことがありました。
最後にそうした体験をしたのは何時のことだったのでしょうか?何年の冬の出来事かは全く思い出せないのですが、今度雪が降ったらムサシを喜ばせようと思っていたはずなのに、現実に寒波が到来すると、目の前の雪かきに追われてしまうのが情けない気がします。やはり、ムサシに背中を押してもらわなければ駄目なのかもしれません。