白石温麺(うーめん)
江戸時代、胃腸を患っている父親のために、親孝行な息子が旅の僧侶から製法を教わったのが始まりとされる手延べ麺が「温麺」です。これは親思いの「温かい」心が名前のルーツなのだが、地元人に言わせるとなかなか「うーめん」とは読んでもらえないのが悩みだそうです。それがあるきっかけで脚光を浴び、「うーめん」と読んでもらえるようになった。
それは、ご存知みやぎデスティネーション・キャンペーンやJRの大人の休日のお陰だという。イメージキャラクターの吉永小百合さんが、白石温麺を食べているポスターに触発されて、現地を訪れる観光客が5?6割りも増えているということです。わたしとしては吉永さんの向かいで食べている女性が誰なのかちょっぴり気になるところなのですが。
ところで、わが家では冷たくして食べることが多いような気がしますが、白石温麺はやはり温かくして、しっかりきいた透明なダシ汁と相性があいますよね。白石地方のおみやげ店や駅の売店などでも、持ち帰りようの乾麺を扱っています。わずか3分で茹で上がるとあって、ちょっとお腹がすいたときや夜食などにも最適です。