仙薹まころん本舗
ヨーロッパ生まれのアーモンド菓子であるマカロンがルーツといわれる「仙台まころん」は、厳選した落花生を原料にして誕生したものです。製造工程は殆ど手作業で、熟練の職人によって生の落花生を焙煎し製粉まで行うというこだわりようです。宮城県産の地鶏の有精卵とまろやかなだいこん糖を加え、職人のカンで練り込みあげる。
外はカリットした歯ごたえ、中はソフトでサクサクに焼きあがっている。創業以来70年という「仙薹まころん(ブレーン)のほかに、黒糖・チョコ・ごまなど10種類が加わってっています。ほおばった瞬間にやさしい卵と落花生の風味が口いっぱいに広がり、ヨーロッパと仙台の香りがミックスした懐かしさが全身に甦ってきます。
それもそのはず、「マカロン」はイタリア生まれのフランス育ちだということです。16世紀
はじめに、イタリアからフランスに嫁いだカテリーナがつれてきた菓子職人によって作られた焼き菓子でした。砂糖とアーモンド、胡桃などのナッツ・メレンゲを原料とする焼き菓子、それがフランスではマカロンと呼ばれ、修道院を中心に各地でつくられるようになったといことです。