薬莱山のふもと?加美町その2
加美町の小野田地区の中央に位置する薬莱山。標高553mながら、その姿は流麗で「加美富士」と呼ばれるほど美しい山です。山にはツツジや山ユリが咲き、山頂からは大崎耕地が一望できます。麓には温泉など町立の公共施設である「やくらいウォーターパーク」「やくらいガーデン」「やくらい薬師の湯」などが立ち並び、加美町のシンボル的存在です。
「やくらいウォーターパーク」は健康増進施設で温泉と温泉プールを備え、露天風呂と内湯のほか、流水プール、ウオータースライダーなどがあります。「やくらいガーデン」は5万?の敷地のフラワーガーデンがあり、ハーブなど8つのテーマガーデンや結婚式場となる美しい教会もあります。また、「やくらい薬師の湯」は広々とした露天風呂が自慢です。
この薬師の湯の隣にあるのが、地元農家の有志が運営している「やくらい土産センター」です。ここには、地元の新鮮な地場産品のきのこや山菜、手工芸品などが並んでいます。その中に「薬莱山の天然水」という名水がありますが、これは雪解け水から生まれた水で、地下53mから汲み上げられた天然水(舟形の氷水)です。