薬莱ワサビ
手付かずの自然が広がる薬莱山は、地域のシンボル的存在ですが、古来、信仰の山としてその秀麗な姿は「加美富士」と呼ばれ親しまれていることは先日も紹介しました。その山のめぐみを活用して地元が取り組んでいるのが「薬莱ワサビ栽培園」です。地元の農家8戸が協力し、約1haの休耕田に2万4000株通年で栽培しています。
「ワサビの決め手は水」といわれていますが、ここではミネラル分をたっぷりと含んだ地下水を活用しています。豊富な水量を誇り、ワサビ1株当たり1分間で180ccの水をシャワーのように絶えず与えているとのこと。地下水と自然の光合成で育ったワサビは、身がしっかりと締り、刺激の少ない豊な風味だということです。
もちろん、「農薬は一切使用しておりませんので、安心して召し上がりください」という地元方々からのメッセージです。ワサビには血行促進や抗菌、抗カビなどの作用があるといわれています。健康的な食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。根茎約150g、葉柄約300 gの詰め合わせのギフトセットに鮫皮おろしもついています。