ちょっと気になるその後の少年
先日の連休に大きな荷物を抱えた一人の少年がひょっこりとお店に現れました。その荷物はなんと大きな大根でした。それどうしたのと聞いてみたところ少年の話はこうでした。松島湾でカレイ釣りをするため、朝早くに東京をたちさっき塩釜についたのですが、釣り船の出港時間まで少し間があるので仲卸市場までいってみたのだそうです。
そこで八百屋のおばちゃんに捕まり、大根が安いから買っていって頂戴と声をかけられ、全く買う気などなかったので、少年は高いから買わないと断るつもりで、幾らなのと聞いてしまったのですが、おばちゃん曰く、500円だからとても東京ではこの値段では買えないよ!そこで少年はすかさず高いといってしまった。すると、おばちゃんもさるもの、それじゃあ450円でいいよといわれてしまい、買う羽目になったのだという。
450円の品物を送るには送料が高くつくので、少しスリムにして持ち帰るしかないねとアドバイスしながら、とりあえず紐で縛ってあげましたが、少年には重い船出となってしまったようでとても気の毒でした。しかしそこは若者、試食の笹かまぼこを美味しそうに頬張りながら、元気に船着場に向かって歩き出しました。その後どうなったのか妙に気になっています。
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