鳴子温泉郷の楽しみ方?その1
鳴子温泉は泉質が豊富で9種類の温泉を楽しむことができます。11種類の泉質があるといわれる日本の温泉ですが、鳴子温泉郷の5つの温泉には、そのうちの9種類の泉質が集中しています。「単純泉」「重炭酸土類泉」「「重曹泉」「食塩泉」「「芒硝泉・石膏泉」「明ばん泉」「緑ばん泉・炭酸鉄泉」「硫黄泉・硫化水素泉」「酸性泉」がそれです。
これらの泉質が絡み合って、色とりどりの温泉をつくり上げ、時間帯や日によって色が変わる温泉もあるほか、青湯(透明の湯)や赤湯(赤褐色の湯)、黒湯(黒っぽい湯)といった温泉もあります。また、この5つの温泉を全て楽しめる「湯めぐりチケット」も販売さています。1年間有効ですから季節ごとに訪れてみては如何でしょうか。
鳴子といえば、温泉を楽しむのはもちろんですが、昔はよく浴衣掛けで温泉街を歩くのが楽しみだったという人も結構いるようです。温泉地が大きく変貌を遂げている現在、昔ながらの街並みがそっくり温存されているのも鳴子温泉郷の特徴でもあります。もしかすると鳴子塗りの掘り出し物が見つかるかもしれません。