進めたいですね、フードバンク活動の輪
これまで、こんなものがあったらいいなと思っていましたが、ついに今日、日経新聞(平成19年12月24日)春秋欄にその記事を見つけました。家庭や企業の余った食品を期限切れ前に集め、恵まれない人々の食事に生かす活動のことです。「フードバンク」と呼ぶのだそうですが、東京や兵庫県に誕生したそうですね。
食料自給率が40%を割っているのに、食べ過ぎによるメタボが急増していること、それでも7%も食品を無駄にしていること、おまけに、ネギの長さが2cm長過ぎるからといって、出荷できないので廃棄してしまう。その一方では毎日の食事にもこと欠く人々がいるという事実は、今日のような情報化社会では信じがたいことでした。
とにかく、こうした風が吹き始めたことは私ならずともみな大歓迎ではないでしょうか。米国では以前からこの仕組みが普及していて、5万以上の施設などに食品を提供しているという。こうした活動を風化させないためにも、ここは一つ、官民あげてムリ、ムラ、ムダを再点検してみるべきではないでしょうか。