気仙沼のフカヒレ
気仙沼といえば日本有数の遠洋マグロ基地として知られていますが、このマグロに混じって獲れるのがサメ(西日本ではフカと呼ばれる)です。気仙沼ではこのサメを利用するためフカヒレを作っていましたが、ブームが巻き起こり今では観光の目玉になるほどの人気です。全国の8割が気仙沼に水揚げされますが、フカヒレとして使われるのは、ヨシキリザメ、モウカザメなどが多いといわれています。
一匹のサメから取れるヒレは背ビレ1本、胸ビレ2本、尾ビレ1本の4本だけですが、そのうち形の美しい尾ビレの姿煮が高級料理にされます。フカヒレはサメ独特の臭みをとるため、丁寧に下ごしらえされて天火で乾燥されますが、この作業は大変手間がかかるということですし、料理として盛り付けられるまでは更に多くの人手と時間がかかります。
高級料理として有名なのはスープや姿煮などでしょうが、地元気仙沼では、フカヒレラーメンやフカヒレ寿司、フカヒレソフトなどもあり、手ごろな値段で楽しめます。フカヒレはコラーゲン、コンドロイチンが多く含まれているので、美容や健康、老化防止にも効果があることから最近特に注目を浴びております。
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