複雑きわまる米事情
11月19日の河北新報の一面に「田んぼはお荷物コメ撤退」という記事が載っていました。読んでみると、半世紀続いたコメ作りを今年で終わるという内容でした。その理由は農業に携わっていない私でも容易に察しがつくものであるだけに、何ともやりきれない思いがします。
コメの消費に限らず、需要と供給のバランスが崩れれば、価格も上下するのは経済の原則ではありますが、政府の誘導の仕方によってはもっとソフトランディングな選択肢もあったのではないでしょうか。「めざましご飯キャンペーン」も当事者にはうつろに響くに違いありません。
もちろん政府だけの責任ではないと思います。消費者は経済の成長とともに傲慢になり、お金があればどんな贅沢でも手に入ると勘違いしていることも原因の一つだと思います。例えば、自分は利用しないのに、いざ廃止となると反対を唱える鉄道フアンなどもこの類ですね。
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