蔵王エコーライン開通
蔵王エコーラインが4月24日開通し、雪の回廊がゴールデンウイークへの準備完了を告げています。宮城県側の蔵王町と山形県側の上山市を結ぶ蔵王エコーラインは、長い冬眠から醒め真っ白な雪の壁で訪れるドライバーを歓迎します。例年より少し早いようにも思われますが、「雪の壁」も8mほどで2mぐらい低いとか。
開通式は山頂の刈田峠駐車場で行われ、宮城、山形両県の関係者200人が集まり、交通安全と登山者の無事を祈願し、くす玉割りとテープカットをしました。凍結の可能性があるので、5月7日までは夜間は通行止めとなるので注意しなければなりません。また、急激に天候が変わることもあるため、車から降りる場合にはコートが必要です。
冬はスキー、モンスター見物、秋は紅葉で賑わう蔵王ですが、これから夏にかけての蔵王もまた新鮮で、緑が目にしみるドライブコースです。夏の雄大な景色が、高い雪の壁で仕切られているこの時期は、冬でもなく春でもない蔵王の素顔がほんの一瞬だけ覗けるチャンスです。思い立ったが吉日、家族みんなで出かけてみませんか。