宮城サクラの名所?西公園
西公園は、仙台市の西側に位置している公園で、明治8年に開園した最も古い都市公園です。開園当時は桜か岡公園と称していましたが、市の西側にあることから、何時しか西公園と呼ばれるようになり、現在では西公園という名前に変わりました。市街地に隣接しているため、シーズンには大勢の花見客で賑わいます。
公園ないには、幹が3mも伏臥している伊達政宗ゆかりの臥龍梅(がりょうばい)や仙台空襲で焼けたその翌年春には芽吹いたといわれるイチョウの古木があります。また、園内には、野球場や天文台、プールなどの施設などがあるほか、広瀬川河岸には仙台キリスタン殉教の碑も建てられており、仙台市の新旧の香りを同時に感じられるスポットです。
新しい彫刻も設置された芸術の香り豊な公園は、実に様々なイベントが開催されるなど、市民の憩いの場として親しまれています。サクラの季節には提灯に照らされた夜桜を眺めながら、名物のずんだ餅やゴマ餅をいただく。やがてサクラが散ると今度は新緑のトンネルとなる。トンネルといえば、ここにはC60型蒸気機関車が保存されている。