渡り鳥の聖地
登米市迫町と栗原市若柳・築館の2市にまたがった伊豆沼・内沼は、ラムサール条約の登録湿地であることは以前にも何度か紹介した覚えがあります。ハクチョウ、・ガン・カモなどの渡り鳥の越冬地として知られるこの一帯には、3つのサンクチャリーセンターがあり、バードウォッチングのメッカとして親しまれています。
栗原市に側にある「宮城県伊豆沼・内沼サンクチャリーセンター」には、2階の展望室にバードウォッチング用のフィールドスコープが16台設置されています。また、「サンクチャリーセンターつきだて館」では、伊豆沼・内沼周辺の中に生息する昆虫を中心に、世界のトンボや蝶の標本を展示しています。2階には内沼を一望する展望室もあります。
「登米市伊豆沼・内沼サンクチャリーセンター」は、栗原市若柳側の対岸にあり、伊豆沼と内沼に生息する水鳥、水棲動物・植物について紹介しています。サンクチャリーセンターつきだて館に隣接した「スワントピア交流館」は丸太造りで、無料で利用できる交流室と喫茶室「ひしの家」があり、軽食をとりながら内沼の野鳥を眺めることができます。