ムサシの四季?秋その2
全て景色が秋色に変わる中秋の名月のころには、散歩に出かける時間が30分ほど繰り上がりますが、そのことはムサシも了解済みです。どういうわけかこの季節になると、子供たちも外に出て遊ぶことが多くなるようですが、その子供たちに声をかけられるのがとても快感らしく、公園に足を向けることが多くなるような気がします。
できれば、サッカーや野球に参加したいようなのですが、そうもいかないので、そばで見ているということなのでしょうが、マナーは十分に心得ているので、特別注意などしなくても、一定の距離を置いて静かに観戦しています。退席するときには、ちゃんと両チームのプレイヤーたちに挨拶をしてから遠回りして帰ります。
タイミングがよければ、ムサシの周りに寄ってきてくれるので、そういう時は目一杯感謝の気持ちを表します。ヒトとのコミュニケーションの場で、存在感を認められ褒められるのが大好きなムサシですから、相棒のわたしとしても、この生き甲斐を大事にしなければと思い、彼にできるだけ情報提供するように心がけています。
気分よく帰宅したときは、家内にもその様子が伝わるらしく、「お友達にあったの」「何か面白いことがあったの」とよく聞かれますが、一生懸命に説明する姿がまたなんともいえません。虫の声を聞きながら、公園での出来事をじっくり話し合うというのも、深まり行く秋の楽しみ方として、わが家に根づいた生活習慣の一つです。