表彰台に立てないメダリスト
先日の新聞にハンマー投げの室伏選手が、北京オリンピックで銅メダルが確定したと報じていました。たしかこの前のアテネオリンピックでも帰国してからしばらくして、金メダル獲得というニュースが流れました。今回は銅メダルだけに表彰台に上ることがかなわなかったのは、ご本人にとってさぞ残念なことでしょうね。
それにしても懲りない面々があまりにも多すぎて、オリンピックの精神が穢れてしまい選手ならずとも憤りを感じます。それほどまでしてとりたいメダルなら、その犠牲になった選手に直接お詫びをするぐらいのルールがあってもいいような気がします。できれば、オリンピック委員会で、選手の自宅に出向いて表彰式を再現してもらいたいものです。
二度も続けて繰り上げでは、喜びも中ぐらいではないでしょうかね。繰上げでもいいからといいそうなのは、選挙で落選した元議員さんぐらいものでしょう。地道な鍛錬の結果を晴れの舞台で競い合うのが、スポーツの醍醐味というものであり、その健闘をたたえる舞台装置の一部がメダルなのであり、金属の塊自体に値打ちがあるわけではない。