かまめしと陶板焼きハンバーグの店「まきいし」
石巻市は旧北上川の河口に開けた町です。石巻という地名は、北上川に突き出た巨岩の周りに渦巻きができることから、その石がまきいしと呼ばれていることに由良するという。「まきいし」という店の名前は北上川のこの石の名前そのものなのです。メインの料理は「かまめし」と「陶板焼きハンバーグ」それに「ふのり汁」といったところでしょうか。
「かまめし」は五目、エビ、カニ、クリなどがありますが、どれもさっぱりした味で人気がありますが、「陶板焼きハンバーグ」を目当てに来店されるお客も多いようです。このハンバーグ、ひき肉やたまねぎなどの具は、それほど変わったところはないようなのですが、その上にとろとろでたっぷりのガーリックバターが載っているところがユニークです。
それに、付け合せの野菜炒めも、もやしやキャベツにとろみがつけてあり、これをハンバーグと一緒にタレをつけて食べる。このコンビネーションが何とも絶妙です。ヒット商品よりロングラン商品を目指した店主のこだわりが感じられる逸品です。ほかにも、アサリの酒蒸しやうなぎ、豚肉の生姜焼きなどもあり、昼食・夕食どちらでもいけます。