みやぎ三陸黄金海道?その1
石巻から金華山、志津川、本吉、気仙沼、唐桑まで、県北沿岸の市や町とJRが提携して設定した広域観光エリア「みやぎ三陸黄金海道」は、冬は、カキやアワビ、タコ、タラ、春は、ギンザケ、メロード、カレイなど、夏は、ウニ、ホヤ、秋はサンマと続くほか、春から秋にかけてはカツオと南三陸は四季折々に旬の味が楽しめます。
暖流と寒流が交わるこの金華山沖漁場は、正に黄金海道のなに相応しいといえるでしょう。また、古くは藤原三代の平泉文化の象徴とも言うべき、黄金の歴史が重なり合ってより深みのあるルートであることを実感させてくれます。さらに、リアス式海岸の荒々しさとは対照的に、素朴で温かみのある人々との触れあいもまた訪れる人の心に響くことでしょう。
まず振り出しの石巻では、海と魚のマーケット「石巻市民市場」がある。沿岸から水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が勢揃いしています。ここには観光客ばかりか地元の人も旬の味を求めて集まってきます。ホヤ、ウニ、ホタテ、サワラ、タイ、金華サバ、マンボウといったところでしょうか。特に金華サバは締めずに刺身にして味わえるそうです。