格安ランチが受けているそうですね
ガソリンや灯油などの生活必需品が値上がりしている中、250円の弁当や500円定食がサラリーマンやOLなどに人気だとか。また家庭で余った食材を有効活用するため、弁当を持参する人も増えているそうですね。そうした影響で弁当箱類の売上が前年比15%も伸びているということですが、多分湯たんぽなどの売上も増えているのではないでしょうか。
日本経済新聞社の消費者調査によりますと、平日の昼食代にかける金額を2?3年前に比べ「減らした」と応えた人が22%で、変わらないと答えた人は67%だそうですが、「減らした」人は「増やした」人を10ポイントも上回ったということですし、弁当を持参する人が全体で33%、女性だけでは42%だといいます。
このように消費者はなるべく買わないように努力し、企業は売れるように努力しているという取り合わせは、一見すると奇妙に見えますが、どちらも目指しているところは生活の防衛ではないでしょうか。節約と贅沢の間で揺れ動く消費者の心理を無視しては、最早経営は成り立たないということなのでしょう。