大自然の中に100頭をこえるキツネ達を放し飼いにしている「宮城蔵王キツネ村」という施設が南蔵王山麓にあります。その種類は、おなじみのキタキツネをはじめ、銀ギツネ、プラチナギツネ、青ギツネ、シャドーギツネ、十字ギツネの６種類です。自然の中でキツネと直接触れ合える施設としては全国的にも最大級ではないでしょうか。

施設は森の中に整備されており、園内に一歩足を踏み入れるとどこからともなくキツネがよってきて、集団で取り囲みぞろぞろとお供をする姿は壮観ですが、なれるまでは少し怖い感じがするかもしれません。また、中には衣服を噛んだりする人なっこいキツネ君もいるなど、これまであまり知られていなかった生態を観察することができます。

また、園内にはキツネの他にも、ウサギやヤギなどの動物たちも飼われており、これらの小動物とも触れ合うことができますので、お子様連れのピクニックにも最適です。お弁当を持参されるのもいいですが、中には売店や軽食堂もありますので気軽に楽しむことができますし、たくさんのキツネグッツが販売されているのも魅力です。