伊達魚貝料理 仙台藩
今朝、地元の七ヶ浜で獲れたばかりの渡り蟹やアナゴ、それに岩手県からは、先採りの松茸が直送されてきます。これは長年生産者との間で培ってきた信頼関係の賜というわけです。こだわり抜いた食材を使い、「うまい」と満足させる料理を作り始めて33年間、のれんを守り続けてきたのが、女将の氏家明美さんです。
お客さんを引きつけているのはこうした料理に加え、日本料理に合う地酒や鑑評会出品酒などの珍しい酒が飲めることです。もてなしの心は、食材、料理、酒そして心地よい接客に表れています。9月いっぱい楽しめる渡り蟹、身を使ったグラタンは、季節の人気メニューです。もちろん、七ヶ浜のアナゴも絶品です。
ただ、天候によって入荷が左右されますので、予約をする時に相談してくださいとのことです。ほかにお勧めの料理といえば、八丁味噌で味付けされた「ふろふき大根」や「自家製のカニささ蒲鉾」「キンキの一夜干し」「お造りの盛り合わせ」などでしょうか。しっかりと温度管理された、お酒との相性がまた抜群です。