あまりにも遅いペット救護対策
地元新聞に「災害時のペット救援指針策定」という記事が掲載されていました。読んでみると、地震などの災害時にペットをどう救護する体制が整っていない自治体が多いため、日本獣医師会が今後の体制づくりに参考となる指針を策定したとありました。
その内容は、「事前に地域の獣医師会と行政が協定を締結する」「救護の飼育に必要な施設の設置場所を想定する」です。05年の改正動物愛護管理法では、災害時の動物対策に取り組むことを義務づけているのに、多くの都道府県が未整備であることに対するものです。
04年の新潟県中越地震の際、飼い犬と車中で生活を続けた女性がエコノミークラス症候群で亡くなったことを思い出します。わが家にも犬(黒のラブラドール・レッドリバー:名前はムサシ)がいますが、このような状況におかれれば迷わず同じ行動をとると思います。