いよいよスタートする裁判員制度
テレビ桟敷の評論家としては一流を自認しているのに、いざ裁判員に当選したらどうしようと心配している人は結構多いのではないでしょうか。万馬券やジャンボ宝くじではかすりもしなしのに、こういうことはよく当ってしまう人はいますからね。
ところで、最近のマスコミ報道によりますと、弁護士や裁判所事務職員など法曹界で仕事をしている人は裁判員として選任されないということですが、その一方で裁判員のミスジャッジを防止するためか過去の判例を参考できるように整備しているようです。
もともと、この制度の導入が叫ばれるようになった背景には、裁判官の常識と一般市民との常識のズレを是正することにあったのではないでしょうか。そのために法曹関係者を排除したのであれば、過去の判例に拘らないことを原則とすべきではないでしょうか。