オニコウベスキー場と荒雄湖畔公園
禿岳(かむろだけ)、小柴山などの雄大な山岳風景に包まれた「オニコウベスキー場」は、山麓の緩斜面は初心者でも楽しめるが、上部から一気に下る斜面はコブが連続するエキスパート向けのコースです。4人乗りのテレキャビンはグリーンシーズンも運行され、山頂からは月山や栗駒山なども望まれる景勝地です。
山の四季が満喫できるハイキングコースもあり、ツツジの群生などにも出会えるほか、夏季には「かぶとむしふれあいの森」がオープンする。一方、ここから少し鳴子温泉方面にもどったところに「荒雄湖」があります。この湖は鳴子温泉地区を貫くように流れる江合川(荒雄川)の上流で、日本人のみで造られた初めてのアーチ型ダムがあります。
これが「鳴子ダム」で、そのせき止めによってできた人造湖が「荒雄湖」というわけです。湖畔にはキャンプやバーベキュー、スポーツゾーンがあるほか、カヌーやカヤックなども楽しめる。また、6月から8月にかけてゲンジボタルやヘイケボタルが柔らかな光を放ち、夜の湖畔公園内を鮮やかに彩るとても幻想的な雰囲気が楽しめます。