思わぬリピーター
作業服を着たどう見ても観光のお客さんには見えない若い男性(といっても30代後半ぐらい)が、私を覚えていますかといって笑いながら店に入ってこられました。全く覚えがないので、どちらさまでしたでしょうかと尋ねました。
そうするとその男性曰く、この冬に仕事で相棒の車を待っていたら、寒いから中でお待ちくださいといって甘酒を振舞ってくれたというのである。おぼろげながら記憶の片隅にあるような気もするのだが定かではない。
その男性はそのときのお礼を兼ねてお土産を買いに来店したというのです。どうしても思い出せないもどかしさはありましたが、思いがけないお客様の来店で店の雰囲気が明るくなったような気がしました。