瑞鳳殿七夕ナイト
毎年多くの観光客でにぎわう「仙台七夕まつり」が今年もやってきます。中心商店街に設置されるきらびやかな七夕飾りは必見ですが、気温が下がる夜に散策できるお薦めのスポットもあります。例えば、竹灯籠で幻想的に演出された「瑞鳳殿七夕ナイト」などは特に魅力的です。場所はご存知のとおり伊達政宗公の霊廟ですが、参道や境内に竹灯籠などを設置し、ライトアップするイベントです。
普通の観覧時間は夏場が16:30、冬場は16:00までですが、仙台七夕まつり期間中だけ時間を延長し、夜ならではの趣ある瑞鳳殿を見ることができます。七夕飾りが境内を彩り、風流な雰囲気の演出が施されています。また、瑞鳳殿七夕ナイトに欠かせないのが「竹灯籠」でしょう。この灯籠に使われる竹は、瑞鳳殿の敷地内に自生しているものを利用しているそうです。
形は2種類あり、竹の側面を切り抜いたものは正面に向かって光の筋を作り、斜めに切ったものは周囲を柔らかく照らします。毎年1000個ほどの竹灯籠が表参道や本殿前などに並び、幻想的な空間を演出しています。18:00からは、本殿前など境内の各地で、しの笛の演奏が披露されます。19:00からの「森のコンサート」ではクラッシックや太鼓などの演奏が日替わりで行われます