富谷町のブルーベリー
富谷町の特産品であるブルーベリーの栽培は、減反による水田の転作物として農家6戸でゼロからスタートしたのだそうです。1983年には生産組合をつくり、今年で33年を迎えるということです。最近は、2戸が加わり24農家が4.2haで取組み、町の特産品に育てました。しかも、殆どの農家は「農薬不使用、化学肥料節減栽培」を守り、宮城県認証を受けた、安心安全なブルーベリーです。
ジャムやジュースといった加工品を扱う産地は多いが生のブルーベリー出荷は国内でも珍しく県内では富谷だけだそうです。全国に発送するゆうパックの出発式が7月1日に行われました。生産組合の3代目組合長である横田善悦さんは、「今年は雨が少ないので管理が大変。熟した実を出荷するため、ゆうパックをはじめ、生産組合に注文や相談をいただきたい」と話しています。
今シーズンは6月から7月にかけて雨量が少なかったのが影響し、生育状況によっては受付の終了が早まるかもしれないとのこと。組合では、加工したオリジナルジャムやブルーベリー飲料なども販売しています。加工品はJAグリーンあさひな、イオン富谷店などでも購入できるということです。また7月11日から31日まで「とみやブルーベリー・スイーツフェア」を開催中で、10店舗が新作を競演し、31もの個性的なスイーツが期間限定で登場します。