チョコちゃんの登場に期待を膨らませたわが家ですが、その後のコミュニケーションがあまりうまくいかず困惑しています。黒いラブラドールで、しかも、わが家のムサシを彷彿とさせるチョコちゃんを大歓迎で、これからの散歩がより楽しくなると期待しましたが、彼女の目を見ていると、どうやら人間不信に陥っているようです。私たちが近寄ると、確かに尻尾を振って近寄ってくるのですが、やはり、警戒心はとけないようです。

ムサシとの信頼関係が確かなものになって日以来、ワンちゃんから受け入れられなくなったことは一度もなく、どのワンちゃんともすぐに友達になりました。もちろんそれはムサシのお陰であることは間違いないのですが、特にお母ちゃんは無類の犬好きで、例え噛みつかれることがあってもワンちゃんに近寄り、すぐに親しくなります。チョコちゃんも、お母ちゃんには比較的なついているようですが、しかし、今までとは明らかに違います。

わたしたちとしては、ムサシの娘のように思い、何かと世話をやくつもりでしたが、今のところ、静観する方がよいのではということになり、敢えて積極的に接触しないようにしています。たまには、散歩もしてあげたい、ムサシの一張羅だった首輪もプレゼントしたいと思って張り切っていましたが、現段階では、これ以上深入りするのはお節介であると判断し、ただ遠目に眺めているだけですが、とても残念でなりません。