泉ケ岳温泉やまぼうし
思いきり遊んで、疲れた体をいたわる。あるいはのんびりくつろいで日ごろの疲れを癒す。そんな時にはやはり温泉に限ります。「泉ケ岳温泉やまぼうし」は、泉ケ岳の麓に立つ温泉宿です。周囲を豊かな緑に囲まれ、聞こえてくるのは風の音と鳥のさえずり。都会では味わえない、贅沢な山の静けさを満喫できます。スタッフの佐藤啓太さんは「東北では珍しいカルシゥムを多く含む泉質で、温泉の成分が体に無理なく吸収される優しいお湯です」と話しています。
宿泊のほか、食事付の日帰り入浴プランも用意されています。JR仙台駅や泉中央地区から無料シャトルバスを運行しているので便利です。お客様から、「ここは天然温泉ですか」「お名前の由来は何ですか」とよく質問されるそうですが、宿泊施設の名前は一般の方から募集して決めたのだそうです。白い花の「純粋」なイメージ。「友情」という花言葉。「多くのお客様に心からの寛ぎのひと時と、和みの時間をお届けしたい」。そんな思いと共に、初夏になると泉ケ岳山麓に美しく咲き誇る花にちなんで、「やまぼうし」となったそうです。
この施設をオープンすることになったきっかけは、平成元年に、別荘地にしようとしていた山林を「ボーリングしてみたら」というアドバイスを受けたことが、そもそもの始まりでした。「泉ケ岳周辺は、温泉はでない」と言われていましたが、ボーリングしてみたところ、なんと東北でも珍しい等張性中性高温泉のお湯が湧き出たのだとか。そこで、平成5年、温泉を利用した日帰り温泉「スパ泉ケ岳」を、5年後の平成10年には温泉旅館「やまぼうし」オープンにつながったという分けです。