泉ボタニカルガーデン
泉ケ岳に通じる県道の途中を、七北田ダムへと向かう道に入り、くねくねした道をダム沿いに走ると、正面ゲートにつきます。ゲートをくぐれば、そこは花の楽園です。山の自然を生かしつつ、傾斜に草木を植えて造られた泉ボタニカルガーデン。泉ケ岳をのぞみ、七北田ダムが眼下に広かる。四季折々の花が咲き、蝶が舞う。野鳥のさえずりが耳に心地いい。花を愛で、のんびり過ごすにはうってつけです。
約7haの園の中央に芝生広場があり、親子で遊べます。広場を囲む木製アーチのバラの回廊は見事です。赤やピンク、白、黄色などの花をカメラに収める人が絶えません。これからの雨のシーズンはなんと言ってもアジサイが見ごろを迎えます。「岬」と名づけられた半島の形をしたコースをたどると、ヤマアジサイやガクアジサイのかれんな花が次々に見られます。
ゴミを持ちかえるマナーを守れば、弁当などの持ち込みは自由です。また、リードをつけてしっかり管理すれば、ペットも一緒に入園できます。食堂もあり、そばやうどん、パスタ、ピザなどを味わうこともできますし、冷たい飲み物もあります。園の維持管理を手掛ける泉緑化の松本明美さんは「散策路を緩やかにしているので、ゆっくり草花を楽しんでください」とにっこり。