街かどコンサート(その1)
今年も間もなく「街かどコンサート」が開催されます。クラシックファンはもちろんクラシックになじみがない方も、身近な会場で気軽に楽しめる演奏会です。今回の企画は、「仙台国際音楽コンクール」の関連事業で市民の皆さんに広くクラシック音楽に親しんでいただくコンサートシリーズになっているということです。今回は、2月8日を皮切りに、3月24日までの約1カ月半にわたり、11回の公演が開かれます。
企画を担当する仙台国際音楽コンクール事務局の近藤麻耶さんは「仙台で音楽を学んでいる幼稚園児から大学生まで、幅広い出演者によるピアノや弦楽のアンサンブル、合唱などが楽しめます」と話しています。初日の2月8日に開催される「2台ピアノで遊ぼう!"ブルグミュラー"」は、幼稚園児から小学5年生まで10人の子供たちによる演奏だそうです。
2月22日の「本堂に響く、弦楽アンサンブルの調べ」は常盤木学園高校音楽科の生徒さんが出演します。3月6日「私たちの故郷・my HOMETOWN・コンサート」は宮城教育大の合奏クラブの皆さん。「出演者の中には、国内の音楽コンクールで上位に入賞した方もおり、今後の活躍が期待されます。彼らの才能をみつけて応援していくのも、この街かどコンサートの楽しみの一つです」と近藤さん。