頑固なのかそれともユーモア?
お母ちゃんが先日嘆いていました。なんでも、ある人にメールを送ったのですが、その人から、メールが届いていないという苦言があったというのです。お母ちゃんにしてみれば、間違いなく送信されているので、「そんなはずはありません」と答える以外ないのですが、相手の人は、こちらには本当に届いていませんよ。「送らなかったのでしょう」と言われて心外のようでした。
ところが、丸一日以上過ぎた時、相手の人から、「メールが今届きました」というメールが届きました。その話をムサシにしたところ、それは、三通りの解釈があるというのです。一つは、本当に今届いたと信じ込んでいる。二つ目は、自分の操作ミスでメールを確認できなかったことを認めようとしない。そして三つ目は、一種のユーモアであるという。ムサシはユーモア説がお薦めのようです。
その理由は、「本当に今届いたと信じ込んでいる」のであれば、何故そうなったのか疑問に思い、原因を調べるはずだし、自分の操作ミスだとは今更認めたくはない。そこで、少しだけ謝罪の意味を込めて、「今届きました」という表現になったのだという。つまり、お母ちゃんの責任にするわけにもいかないし、自分の非も認めたくないという心理の現れだというわけです。だとすると、その人はなかなかの智慧者ですね。