Patisserie Soin
6年前に開店して以来、近隣からだけではなく遠来の常連客もおおいという「Patisserie Soin」というお店は、泉区パークタウン高森公園近くにあります。「Soin(ソワン)」とはフランス語で「心配り」という意味だそうですが、それを象徴するような、"雪の女王が消えた庭に残る、パール1粒と魔法の粉"といったファンタステックな物語のような佇まいのケーキ「ヴァリアント」というケーキがあります。
「ヴァリアント」」もまたフランス語で「応用作品」という意味で名付けたそうですが、原型はティラミスで、これをおしゃれに進化させたものです。コーヒーキスシロップに浸したシホンケーキを土台にして、マスカルポーネのムースやガナッシュを重ね、さらにコーヒークリームや生クリーム、チョコレートを載せて仕上げています。口に入ると、幾層もの味わいが一体となって融解します。
贅沢な気分が満ちてくるように「手間ひまかけています」とのこと。ご主人の勝さんとはパティシエ同士、感性を生かしたスイーツ作りを追及しているという、那須野菜保美さん。また、「お菓子はバランスが命。すべての素材が口に入ったときの味わいをイメージして作っています」と勝さん。食べる時は、ぜひフォークで上から下まで縦に切りとって口に入れて欲しいとのことです。