そろそろリンゴの季節
わが家のムサシが大好きだったリンゴの季節が今年もやってきました。今年はまだどこからも届いていませんが、この頃になるとムサシも楽しみにしていました。青森産や岩手県産のリンゴも美味しいのですが、この時期わが家に贈られてくるリンゴの中では福島産のフジが特に美味しいように思われ、みんな楽しみにしています。
贈られてきた当初は少し渋みがありますが、少し日がたつと歯ごたえもちょうどよくなり、蜜がびっしり入っていてこたえられません。わが家では、お正月が近くなったころから、温かくなる春まで毎朝3人で1個を食べるのが習慣になっていました。当然一番多く食べるのはムサシで、自分に割り当てられた分では満足しないようでした。
しかし、どんなに食べたくても、みんなの分がなくなると、不平を言ったり、追加を催促するといったことは一切ありません。ムサシがリンゴを食べる時、ポイボリ、シャリシャリといった音を出すのがとても心地よく、本当に満足そうに食べる光景が懐かしく思い出されます。新しいリンゴが届いたら真っ先にムサシ供えようと思っています。