秋保の食用ほおずき
秋保地区では、秋保温泉組合と地域活性化協議会が協力して、秋保を盛り上げる方法を考え、始めは地元の野菜を使いたいという意見が旅館から出ましたが、十数軒の旅館に供給し続ける量を賄いきれるかというこが問題となった。そこで考えたのが、地元の米を使うという方法で、農協が間に入って秋保米を提供する取り組みが3年前から始めました。
その後、「他の農産物もないか」という声があがったが、大根やナスといった食材はあまり印象が薄いので、何かインパクトのあるものを探していました。そこで着目したのが「食用ほおずき」だったというわけです。実際栽培してみると予想以上に手間がかかりましたが、現在は18名の生産者が試行錯誤しながら手探りで取り組んでいます。
開発された製品の一つが、秋保米の粉と食用ほおずきで作った釜焼きピザです。これが意外にも好評であったため、農協と生産者で料理教室をした時に、肉とほおずきの煮込み、添加物なしで砂糖とレモンだけを加えたジャムを試作したて見ました。見た目がかわいらしく栄養もあるため、「あきゆほおずきゼリー」などにも挑戦しています。