桂島散策コース
塩釜港から桂島桟橋までは、塩釜市営汽船で25分ほどです。士・日曜、祝日や長期休暇中、全国の小学生以下の子供が無料で乗船できる「うらと子どもパスポート」が発行されています。桂島の見所は、塩竈神社の末社に数えられ、島のシンボルでもある松崎神社でしょう。社殿の裏手に回ると松島が一望できる白崎山展望台に出ます。
桂浜の新名物は、塩釜地域資源活性化推進プロジェクトで開発された「浦戸丼」です。この丼は言わずと知れたアナゴ丼で、現地の民宿で味わえますが、2日前までに予約が必要です。石浜桟橋からすぐのところには石浜神社があり、その近くには島民が昔雨乞い使ったという雨乞石がありますが、斜面が急な坂道にあるので注意が必要です。
雨乞石から参道をぬけると、ラッコ漁で財をなした白石廣造邸跡があり、ここからは向かいの寒風沢(さぶさわ)方面が見渡せます。石浜桟橋から船に乗って帰ることもできますが、電話で連絡すれば、隣の野々島まで渡船で行くこともできます。このほか、浦戸諸島には幾つもハイキングコースが整備されているので、島の歴史を辿りながら散策できます。