ひびが入ったままのガラス戸
わが家には、東日本大震災で大きくひびの入ったガラス戸が、1階と2階にそのままになっています。正確には大震災より数年前にひび割れしたものですが、今回それがより一層目立つようになったのですが、何故か修理する気になれないのです。それはどうしてなのか自分にもよくわかりません。そこで恐々ムサシに聞いてみることにしました。
何故恐々なのかといえば、このガラスにひびが入った時、私たちには思い当たらないので、ついうっかりとムサシが体当たりしたのかな?と疑ってしまったことがあるからです。というのも、ガラスにひびが入ったことを知った時は、地震などは全くなかったからです。だからといって、ムサシが体当たりすることはあり得ないことよく知っていた積りです。
それなのに、例え一瞬でもムサシに濡れ衣を着せようと思った自分が許せなかったのです。そんな思いも多少影響しているのか、ムサシの意見を聞いてみることにしたのですが、彼の意見はもう少し様子を見てはどうかというのです。その理由は、余震がまだ続いているからという冷静沈着な判断によるものだったので、この意見に従うことにしました。