かのまたやの「いわしうどん」
明治8年石巻市の北上川河口で創業を開始した「かのまたや」は創業者の出身地である鹿又を屋号としたものだそうです。世界の三大漁場として知られる金華山沖の豊富な水産資源の素朴な風味を生かした「いわしうどん」「わかめうどん」は旧式自然乾燥法を守り、三陸の味をテーマにした珍しい麺として知られ、贈答品にもぴったりの食べ物です。
しわしうどんは、鹿又屋独特の発明である三年味噌製法という特許製法により、イワシ特有の臭いを抑えたうどんです。そのうえ、イワシには、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)が多く含まれているほか、カルシューム・リン・ビタミンDなども豊富に含まれています。「わかめうどん」と合わせてギフトには最適です。
その「わかめうどん」ですが、リアス式海岸で知られる南三陸金華山の海岸で、荒波にもまれて育った「三陸わかめ」を使用しております。中でも厳寒の3月頃に刈り取られた本吉・十三浜の天然わかめは、最高の品質と言われていますが、この良質なわかめを原料として、風味をそこなわないよう細かくして、磯の香りと自然の色、舌ざわり、歯切れの良さを実現できました。