鯛と波頭 笹かまぼこ販売一筋五十年
株式会社 すゞき物産
トップページへ
商品案内
会社案内
リンク
 店長の blog
<   2010年12月   >
日 月 火 水 木 金 土
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

  • おかいもの
  • ちょっと一言
  • みやぎの見所
  • わが家のムサシ
  • イベント情報
  • オープンご挨拶
  • キャンペーンご案内
  • ホットな出会い
  • 一期一会
  • 大震災
  • 美味しいもの情報

招き猫
powered by Movable Type Movable Type 5.2.10

<<みやぎの雑煮(その1) | ブログTOP | 新年明けましておめでとうございます >>

みやぎの雑煮(その2)

みやぎの雑煮でもう一つあげるとすれば、石巻地方を中心とした地域の「ホヤ雑煮」でしょう。三陸沿岸が主産地のホヤは、全国の生産量の八割を占める宮城県ではなじみの食べ物で、遠来の客や祝い事の膳には欠かせない食材といわれています。ホヤの語源は諸説ありますが、一般的には「ランプのホヤ」に似ているからというのが有力のようです。

ホヤは生食が中心ですが、石巻地方では干したホヤを雑煮のだしにしていました。また、本吉地方では生や塩漬けしたホヤを、うどんやそば、雑煮のだしにしました。天然ものしかなかった時代には、浜の人たちにとっても贅沢な食べ物だったようです。天然ものは香りが強いのですが、干したものを使うことで雑煮や汁物の味を一段と引き立てます。

干しホヤは、夏に焼いて、カラカラに干し、正月に備えるのです。干すことでホヤの味と香りが増します。藁で編んだり、囲炉裏の上に吊った棚にのせていぶして保存します。「ホヤ雑煮」も、大根、ニンジン、ゴボウは皮をむいてせん切りにします。ゴボウは水にさらしてアクを抜き、ズイキはぬるま湯でもどします。これに大豆モヤシ、凍み豆腐、セリなどが入ります。

投稿者: みやげもの店主 | 日時: 2010年12月31日 11:56 | カテゴリ: 美味しいもの情報