おめでとう「きな子」
6年連続で警察犬審査に落ち続けていたあの見習犬「きな子」が、ついに香川県の審査に合格したという。新聞の記事を見て思わず万歳と叫んでしまいました。わが家のムサシも自分のことのように喜び、これからも頑張ってほしいとエ―ルを贈っています。いや!何しろ"ドジ犬"と茶化されながら7年も挑戦し続けたことに頭が下がります。
わが家は何時に変わりなく平凡な1年でしたが、「きな子」の朗報には来年のウサギが一足先に舞い込んできたかのような雰囲気に包まれています。映画では苦手に見えた臭気選別の部で、今までのドジぶりがうそのように堂々とした足取りで、特定の臭いがついた布を選びだし、38頭中一位となったと聞くと、きな子の奮闘ぶりが目に浮かぶようです。
8歳という年齢は、人間で言うと50歳ぐらいということなので、少し遅咲きという感は否めませんが、これまでの頑張りからすると、まだまだ行けそうだと訓練士の亀山さんも太鼓判を押しています。あんな健気な「きな子」を合格させない警察は何というわからずやかと思ったものですが、今にして思えばこの日の来ることを一番信じていたのは関係者のみなさんだったのでしょうね。