吉岡八幡神社の島田飴祭り(その2)
こうした伝統をたくさんの人に伝えようと、島田飴奉納「花嫁道中行列」を6年前から開催しています。おごそかな花嫁道中に見立てた行列は、子供たちから年配者まで約50人のボランティアが門前仲町商店街を練り歩き、街中が華やかな雰囲気に包まれます。同じ町内でも横のつながりがない時代、島田飴祭りを通して地域の人たちの縁が広がりました。
「地域の宝物であるこの祭りを次の世代に繋ぐことが使命である」と実行委員の児玉さんは話しています。恋のご縁だけでなく、全ての縁を繋いでくれる祭りは、これからもすえながく地元の人々に温かい心で守り続けられていくことでしょう。ところで、この1000個の飴ですが、職人さんの指導のもと、30名のボランティアによって15日間かけて造りあれせられます。
12月14日の祭りの当日にのみ販売される島田飴を手に入れる方法ですが、まず、10:30分から販売される島田飴引換券を手に入れなければなりません。限定1000個のこの飴の引換券は1人3枚(1枚1000円)までで、13:00から18:00までに引き換えができます。「将を射んとすればまず馬をいよ!」というところでしょうか?