柴田町の桜の名所
柴田町には1990年に「日本さくらの会」に選ばれた桜の名所が2ヵ所あります。一つは、町を一望できる「船岡城址公園」、もう一つは「一目千本桜で有名な白石川堤」です。毎年桜の季節になると、大勢の観光客が訪れて賑わいます。町には昨年3月、新たな花見スポットとして船岡城址公園と白石川堤を結ぶ幅3m、長さ87.3m、高さ11mの歩道橋「しばた千桜橋」が開通しました。
船岡城址公園と白石川堤の間にはJR東北線と県道が通っているため、今までは遠回りしなければ2ヵ所を行き来できませんでしたが、歩道橋を渡ればすぐです。歩道橋からは桜の花が咲く枝を真近に見られるのがポイントです。橋の上に立つと、線路を走る列車と桜のベストショットも撮影できそうです。また、白石川堤を正面にして西側には残雪に彩られた蔵王連峰も望めます。
開通後、子供やご高齢の方も橋に上りやすくするようにと工事を進めていたスロープもいよいよ完成しました。今年4月7日(木)の「しばた桜まつり」の開幕式に合わせ、しばた千桜橋の完成式を行うそうです。しばた桜まつりは24日(日)まで(開花状況によっては変更になる場合もあります)です。桜まつりの会場の船岡城址公園にある観光物産交流館「さくらの里」では、桜まつり期間中、花見弁当や花見団子を販売します。