農家レストラン 柳生旬彩 ひだまり
太白区柳生にある「農家レストラン 柳生旬彩 ひだまり」は、農業である佐藤さんがご自宅の一階を改装したレストランです。庭のすぐ横にはビニールハウスが並んでいて、ここで収穫した野菜をはじめとして、近隣の農家の作物が料理に使われています。農家レストランだけあって、新鮮な野菜が豊富に使われていますが、特にこだわっているのはトマトでしょうか。「野菜としての味わいを大切に育てました」と佐藤さんは話しています。
この日のメニューは、鮭のベーコン巻、ナスとかぼちゃの煮物、みそ汁と野菜スープ、そのほかにも和洋折衷の品々が御膳に乗せられています。また、バイキングコースには、季節の野菜を惜しげもなく使ったサラダ、漬物、和え物が7種類並んでいます。若いころか料理好きだった佐藤さんは、「いつか自分の料理を振る舞えるようなお店を出したい」と考えていたそうですが、二人のお子さんが農業を継いでくれたのを機会に実現しました。
周囲の仲間に話すと、「わたしもやってみたかったの」という声が次々と上がりました。飲食店での接客などの経験はありませんでしたが、「自然体で心がこもっているところが、なかなかいいのではないか」と思っているそうです。店内は全席、畳に椅子。窓から見える庭の景色は素晴らしく、日本庭園と鮮やかな花々。そして、お母さんたちの笑顔に元気をもらいながら、色とりどりの御膳をいただくのが愉しみというお客様も多いようです。