米沢牛焼肉 仙台仔虎利府店
今年3月に4番目の店舗としてオープンした「米沢牛焼肉 仙台仔虎利府店」は米沢牛のA4、A5ランクのみを扱う高級焼肉店です。「炙り米沢牛ひつまぶし」は、仔虎では5年前から提供していますが、ランチタイムのみ、10食限定のレアなメニューです。「数が少ないうえに一度食べたお客様がリピーターになって注文されるので、おかげさまで毎日完売です」と店長の高梨耕輔さん。
本家ウナギのお株を奪う勢いで、人気の理由はやはり、米沢牛の魅力を3度楽しめるからでしょう。まず、脂身が少なく旨みのある赤身は、特性の醤油ダレに漬け、香ばしく炙り焼きにしたもの。1杯目は、牛の炊き込みご飯と牛の柔らかな肉の旨味を味わい、2杯目にはお好みの薬味(ワサビ、ノリ、ネギ、大根の甘酢漬け)をのせていただく。そして、3杯目には、牛骨出汁のスープをかけて、お茶漬け風にしていただく。
炊き込みご飯は、運がよければおこげがあるのも密かなお楽しみです。高梨店長がお勧めするもう一品は、ワサビにまみれたその名も「涙焼き」。米沢牛のカルビ肉を2種類のワサビでさっと和えたものです。「ワサビを焼くと辛さだけでなくほんのりと甘さがでるんですよ」。その言葉につられ、ワサビを多めで食べるとツーンと来るが、清涼感のあるワサビと米沢牛の旨味を楽しめます。