仙台・青葉まつり
仙台・青葉まつりは伊達政宗没後350年を迎えた1985年に、長年途絶えていた「青葉まつり」を「市民がつくる市民まつり」として復活させたもので、今年で31回を迎えます。今年のまつりは、これまで積み上げてきた歴史を生かし、仙台市民が一丸となって、未来に向けた新たな出発のまつりとして行われます。伊達文化の美と荘厳さ、躍動感が"伊達の粋"として、より一層まつりに反映されます。
会場は、定禅寺通、勾当台公園、市民広場など仙台市中心部各所で、宵祭り、本まつりが5月16日(土)、17日(日)の2日間に亘って繰り広げられます。宵まつりは、お囃子が街に鳴り響く中、約4000人のスズメが舞い踊ります。2012年から復興祈願山鉾が参加することになり、ちょうちんの明かりが浮かび上がり、祭りに幻想的な美しさが加わります。そして、翌日の本祭りへと続きます。
本まつりの見どころは時代絵巻巡行です。武者行列や神輿渡御、稚児行列、11基の山鉾巡行、すずめ踊りの大流しと続く圧巻。今年は姉妹都市である愛媛県宇和島市の伊達400年祭に合わせた企画も実施されます。宇和島市民による伊予宇和島初代藩主伊達秀宗役を加えて花をそえます。その他、城下町の祭りを再現した「伊達縁」、伝統工芸の職人技を披露する「職人屋台」、お笑いが楽しめる「青葉寄席」、大学生が運営する「遊技場」など多彩な催しもあります。