宮城の梅の名勝
梅の里として知られている大河原町。中でも堤梅団地は6ヘクタールの広大な敷地に3000千本の梅が咲き乱れる名勝として知られています。「白加賀」「南高」「花香実」「石川」といった品種が楽しめます。梅の花の見ごろは3月中旬から4月上旬にかけですが、6月には梅の実のもぎ取りを楽しめる梅まつりも開催され、大勢のお客様で大変にぎわいます。
松島では、伊達政宗ゆかりの寺として知られる瑞巌寺が有名ですが、ここには、「臥龍梅」と呼ばれるとても珍しい梅の木があります。この梅は、正宗が秀吉の命により朝鮮に出兵した際に兜を植木鉢にして持ち帰ったといわれるもので、その姿が臥せた龍に似ていることから名づけられたということです。紅白の2本があり、4月中旬頃になると八重の美しい花を咲かせます。
また、東北初の国営公園である川崎町の「国営みちのく杜の湖畔公園」は、広大な敷地で、豊富な種類の草花を見ることができます。園内には約300本の梅の木があり、主な種類は白梅、紅梅などです。例年3月末から4月中旬にかけて見頃を迎えます。駐車場は有料ですが約1400台収容可能ですから安心して利用できます。他にも色々なイベントがあります。